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生活する上での快適さに関して長期間にわたり大きな影響を与えるため、床の材質ってとても大事ですよね。
本日は床の種類と特徴についてみていきましょう。
フローリング、タイル、クッションフロアの種類と特長
床の足ざわり、ぬくもり、弾力…。これらは床の材質で決まります。床は、生活する上での快適さに関して長期間にわたり大きな影響を与えるため、材質には是非こだわりたいところです。そこで、今回はリフォーム時の床選びの際に役立つ、さまざまな床材の特長やメリット、デメリットなどをご紹介します。
家の床ってどんな種類から選べるの?
床は、耐震などに必要な強度を出すための重要な構造の一部であり、下からの寒さを防ぐ役割や防音の役割も担っています。また、インテリアの一部として空間演出に大きな影響も与えます。そのため、家のリフォームをする場合は、どんな床にするかについてもしっかり考える必要があります。
ただし、フローリングがいいなど漠然とした希望はあったとしても、住宅新築やリフォームの経験がない人にとっては材質などを含めた床の詳しいことまではわからないのが一般的でしょう。床の材質にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴が違います。その特徴をよく理解した上で材質などを選ぶことが大切です。床の種類としては、複合フローリングや単層フローリング、コルクタイル、クッションフロアそしてタイル・石などがあります。
複合フローリング
複合フローリングとは、合板の上に本物の木材を単板で貼って作られた床材です。単板部分は0.5ミリメートルから3ミリメートル程度で、その部分が厚ければ高級品といえます。一般的にフローリングと呼ばれているものはこの複合フローリングのことです。木材はナラを中心に、カバやカエデそしてブナなどが使われることが多いです。1平方メートルあたり約4000円以上の費用がかかるのが一般的です。
複合フローリングのメリットは、デザインや色が豊富だということです。部屋全体のインテリアに合わせた床を選べる点は魅力です。また、基本構造が合板ですので、反りや膨張、収縮などの変形を起こしにくいメリットもあります。さらに床材の原料の樹木の種類を変えることによって摩耗に強い、衝撃に強い、遮音性に優れているなど特徴が違う床材が選べます。部屋の用途に合わせて複合フォローリングの種類を選べる点は便利でしょう。メンテナンスも楽です。
ただし、デメリットもあります。表面の単板がはがれてしまうとその傷の補修は難しく、板を交換する必要があることです。また、摩耗に強い性質上、ムクフローリングのような歳月を経て板の雰囲気が変わっていく経年変化を楽しむことは難しいといわれています。合板であるため踏み心地が硬いのもデメリットだと感じる人もいるでしょう。
単層フローリング
単層フローリングとは、ムク材や集成材などを材料としたフローリングです。集成材とは、樹木を細かく破断し貼り合わせたもので、材料となる樹木の種類は豊富です。そのため、材料によってフローリングの特徴も変わってきますので、部屋の目的に合った単層フローリングを選ぶことが大切です。価格は、1平方メートルあたり5000円程度からが一般的ですが、高級な素材になると価格は上がります。
単層フローリングのメリットは、天然材の香りを感じたり、天然素材ならではの触感や雰囲気を楽しんだりすることができることです。踏んだ感触も合板フローリングとは違って柔らかいものが多く、足に負担がかからない点や冷たく感じない点もメリットといえるでしょう。さらに、自然素材ならではの経年変化を味わうこともでき、年数を経てインテリアとしての雰囲気が変化していくことを楽しめるのは単層フローリングだけが持つメリットといえます。
デメリットとしては、まず価格が高いことです。自然素材を多く使うためやむを得ないでしょう。また、手入れが必要で手間がかかる点や傷がつきやすい点、そして反りや伸縮など形状が変化する可能性がある点もデメリットといえます。場合によっては、木材からの樹液が出ることがあったり、色のばらつきがあったりするなどが気になる人もいるでしょう。
コルクタイル
コルクタイルという床材もあります。コルクタイルとは、コルク樫の樹皮を細かく砕き、接着剤を混ぜて加熱圧着してブロック状の素材を作り、それを裁断して床材にしたものです。シート状になっていて床の上に敷き詰めるだけのものであれば1平方メートルあたり2,000円程度の価格からありますが、コルクタイルの場合は1平方メートル当たり8,000円程度の費用がかかるのが一般的です。
コルクタイプの床材のメリットは、コルクの特性に関係しています。断熱性に優れ、肌が触れたときに冷たさを感じませんし、弾力性が高いため傷がつきにくく吸音性や遮音性にも優れているという特長があります。また、吸湿・放湿の性能が高いため水廻り部分の床材に使える点もメリットです。シロアリに強いという点も見逃せない魅力でしょう。
一方、デメリットとしては、経年変化が大きくすぐ脱色してしまうこと、補修が難しいため傷んでくると全面貼り換えを余儀なくされることなどがあげられます。コルクの性質上、染み込んでしまった汚れを取るのが難しいのもデメリットといえます。さらに、複合フローリングなどと比較すると価格が高い点も難点でしょう。
クッションフロア
クッションフロアの材質は塩化ビニールで、幾何学模様、フローリング風やタイル風の柄などが印刷されたシートを透明な塩化ビニールで挟んでいる床材です。
クッションフロアのメリットとしては、まず価格が安いことがあげられます。1平方メートルあたり1,500円程度から選べるのが一般的ですので、通常の複合フローリングと比較するとかなり低予算でリフォームなどが行えます。また、防水性が高いため、水回りでも使えるなど使用用途が広く掃除がしやすい点も魅力です。さらに、柄が豊富で加工しやすいため、どんな部屋にも合わせられる点がメリットです。
デメリットとしては、フローリングや石材と比較すると、どうしても高級感で劣る点です。また、ビニールですので独特のにおいが気になるという人もいます。熱に弱いという難点もあります。
タイル・石
タイルや石も床材として使用されます。通常は、玄関ポーチなどで使用されることが多いですが、高級住宅ではリビングやダイニングなどで使用されることもあります。ユニットバスが普及する以前は、浴室の床はタイルが使用されるのが一般的でした。価格は、1平方メートル当たり2000円程度が一般的な最低価格ですが、高級石材になると1万円を超えることも珍しくありません。
タイルや石を床材として使用する場合のメリットは、傷に強く耐久性に優れているため長期間貼り替えずに使用を継続できる点です。汚れも落ちやすく、耐水性も高いため、屋外や水廻りで使用すると効果的です。また、木材とは違った雰囲気を出せますしデザインも豊富ですので、個性的なインテリアを目指す場合にはタイルや石材を使用するメリットは大きいでしょう。化学物質を発散させることがありませんので、安全面でも信頼できる魅力があります。
一方、その材質の特徴である硬さが原因となるデメリットもあります。落とした物が壊れるリスクが高くなりますし、吸音性が低くなるため音が響きます。また、転倒した場合にケガをする不安もあります。さらに、材料そのものが重いため、床の補強が必要になる可能性がある点もデメリットといえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、何を重視するか、どういったものが部屋に合うかなどを検討してみてくださいね。
大事な家をリフォームする時は是非ともエスアイ不動産株式会社にお任せください。
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